ブロンだけはやめようという話。
合法薬物乱用にも色々ある。
その中でも代表的なものがブロン。
最近では中学生さえものんでいる。
特に中高生は、生きづらさや希死念慮からの逃避ではなく、遊び半分であったり、「メンヘラ」というアイデンティティーを得たいがためにのんでるようなシーンを多く目にする。
でも、本当にブロンだけはやめた方が良い。
まず、ダサい。
ブロンは大して効かない。
キマるときはキマるけど、ほとんど大してキマらない。よくいうシャキッとすると言っても大きくない。(コンサータの方がよっぽどでかい。)そして多少のふわふわ感と多幸感。(マイスリーで充分。)
幻覚が見えるレスタミンや、完全にトリップできるコンタックとは大違い。
ブロンはしょうもないドラッグ。
しょぼい。
まさに「メンヘラ」というアイデンティティーを得たいだけの中高生向きである。
次に依存性。
ブロンは大して効かないくせに、依存性だけは強い。ブロンの離脱症状として、鬱がある。この鬱はかなりしんどい。その鬱から抜け出すためにブロンをのむ。完全に悪循環。
そして最期に、時間。
時間は人生でもっとも大切なものの1つだと思う。特に若い十代の人間にとっては。
その時間が、ブロンをのんでいると光速に感じる。ブロン中毒の日々を過ごしていたら一年、二年、三年があっという間に過ぎた、そんなことはザラにある。
かつての自分のように。
ブロンはしょぼいドラッグだけれども、依存性の強さと時間を奪われることは間違いない。
ブロンは軽視されてる風潮がある。
覚醒剤なんかに比べたらたしかにその通りだと思うが、タチの悪さは覚醒剤に準ずると思っている。他の違法ドラッグを含めても。
中島らもは覚醒剤を論外と評していたが、ブロンも同様だと思う。
ダサくてしょぼいブロンをのみ続けるなんて中途半端なんですよ。そんなことに時間を浪費するなんてもったいない。
Twitterである人が言っていた。
「ブロンは終わっている人生を完全に終わらせるための薬。」
まさにその通りだと思う。
ブロンはやめた方が良いよ。
おれもたまにのみたくなるけどね。
追伸。
それでもブロンをのみたい気持ちはよく分かります。だって人生なんておわっても良いから。はやくおわらせたい。