純愛

All I need is love.

リチウム中毒で幻覚を見た話。

 

炭酸リチウム200mgを150錠オーバードーズし、精神病院の保護室に入院させられた。

 

 

そしてリチウム中毒の影響により、1週間にわたり、幻覚を見続けたという話。

 

 

 

この1週間、一睡もしていなかったらしい。

 

 

 

 

↓すべてが、幻覚です↓

 

 

・巨大なクジラ。

外を見ると巨大なクジラが空を泳いでいた。迫力がすごかった。感動した。外を見るたびにクジラが見えた。

 

・女風呂。

主治医に、お風呂は女の子と一緒に入るようにと言われた。たのしみでたのしみで仕方なかったが、おれは紳士なので、男と一緒に入るようにした。

 

・脱走。

家族が脱走の手伝いに来てくれた。兄がゴーストバスターズのような格好をして、病院のスタッフをなぎ倒しておれを迎えに来てくれた。でもおれはスタッフに捕まってしまった。それでも何度もおれを迎えに来た。何年も音信不通となっている、姉も来てくれた。

 

・鍵屋。

保護室のドアが開かないため、壊れていると思い、鍵屋に修理してもらった。でもその鍵屋はドアに向かっておしっこをしていて、ぶちギレた。

 

・女の子。

ある女の子がずっと自分にくっついていた。その女の子は保護室の鉄格子の間をスーッとくぐり抜け消えていった。

 

・布団。

布団が人の塊に見えた。よく見ると4人くらいの顔がくっついている。声をかけてみたけれど無反応。かなり衰弱しているようだった。そしてその人の塊は死んでしまった。

 

・女の子2。

女の子が一緒に布団でねていた。こんなところに男女一緒に閉じ込めて良いのかよと戸惑いながらも嬉しかった。この女の子も鉄格子をくぐり抜け消えていった。

 

・脱走した患者。

3人組の若い男女が病院から脱走した。千葉の港の方まで行ったようだが、病院のスタッフがはるばる追いかけ捕まってしまった。捕まる際に、女の子がスタッフに向かって火炎放射器を噴射していた。これは全国ニュースになった。

 

・フォロワーの女の子。

これは長編。

Twitterのフォロワーの女の子の話。

彼女と高校のクラスメイトになった。

すぐに仲良くなったが、彼女はクラスメイトからいじめを受けていた。ゴキブリをくわされる、小便をかけられる、高所から突き落とされる、など。

そんな事態を見て、おれは彼女に「あいつらを殺せ」とアドバイスし、ショットガンを渡した。彼女は、躊躇なくクラスメイトを殺していった。死体の内臓で遊んだりもしていた。彼女がクラスメイトを殺戮している間、おれは学校のボスのヤンキーのもとへ向かった。

ヤンキーはガタイがでかく、ウシジマくんに出てくる肉蝮のように怖かった。でもおれは勇気を出して「彼女をいじめるのをやめて下さい」と懇願した。「やめないなら、おれが殺します」と言った。声も、体も、ガクガク震えた。そんな男気を買ってくれたのか、ヤンキーはいじめをやめるように約束してくれた。だがその後、おれはヤンキーの部屋に監禁されることになった。

部屋のドア(=保護室のドア)はどうしても開かない。そしてヤンキーは鉄格子をスーッと抜けて行き、部屋に1人残された。自分はどうしても鉄格子を抜けることが出来ない。すると、戦闘機が来て、ドアを爆撃してくれた。そしてドアが開くと、そこには学校の先生らしき人がいた(=病院スタッフ。)彼らはおれを冷たくあしらい、ドアから出そうとしない。どうやら、彼女がクラスメイトを惨殺した件について、自分も共謀だとバレたようだった。

そのとき、隣の鉄格子から彼女の声が聞こえた。彼女に声をかけるが、どうやら怒っているようだ。彼女が殺戮をしている間、おれは逃げたんだと思われていた。

そして彼女は警察に捕まった。

この時、自分も共謀でそのうち逮捕されるのだろうと本気で思っていた。

その後。彼女の殺戮から逃れたクラスメイトが、おれに復讐しに来た。おれを囲んで、ボコボコにした。

 

・営業マン。

ジュースかなんかの営業マンが来た。だが、病院スタッフを怒らせてしまい、ずっと土下座し続けていた。スタッフが目の前から去っても、ずっと。そのうちに土下座をやめ、首を吊っていた。ジュースの容器にはスターウォーズの絵が描いてあった。

 

・氷。

保護室のコンクリートの床が、氷になっていた。

 

・敷き布団。

敷き布団の模様が、PLAYBOYに出てくるような美女の裸体だった。病院の布団がこんなエロくて良いのかよと思った。

 

 

 

 

 

まだまだ幻覚は見たと思いますが、こんな感じでした。いま思い出すと、自分の深層心理が表れてるように感じます。

 

 

 

 

この幻覚から覚めたあと体重を量ったら44kgしかなくて驚きました。